躁×鬱

どうしようもないわたし

ああ

あなたとセックスしたベッドで今日も寝る。

あなたが死ぬとしたら、、 僕がラインで「死ね」って送ったときがいい。

回想

電車が僕の体を揺らす。 君に会える嬉しさに溺れていたいのに体は不安な気持ちを訴え続けている。 君の住む町に着いた。 電光掲示板が示す行き先は、僕が2時間前に改札を通った駅。 次に目にするとき、きっと僕は幸せな気持ちで澄んでいる。 僕にとって幸せ…

読書記録5『駈込み訴え(ロウワー考察)』太宰治

はじめに あらすじ ロウワー解釈 駈込み訴えとの共通点 ユダの接吻 はじめに やはり太宰から抜け出すことはできない。そう思わせるには充分な作品だった。わずか30分足らずで読んだにも関わらず、その何十倍もの時間をこの作品に対する思索で消費している。…

読書記録4『白い衝動』

現代文学を数年ぶりに読んでみた。おすすめされたのでなんとなく読んでいただけなのだが、精神分析の要素があり自分にハマる内容だったので、できるだけ考えたことを言語化してみようと思う次第。 作者について あらすじ 社会的包摂の限界 ラカンの精神分析 …

けえかほおこく5「クリスマスが楽しくなる雑学」

クリスマスに因んで性の雑学をまとめた。本当はクリスマス当日に公開したかったが珍しく多忙だったため書き終わり次第の投稿になってしまった。 知的な男性はモテるという。クリスマスに独りであった男性諸君、この知識を身に着け知的な男になり来年のクリス…

おもしろウィキペディア

暇つぶしにでも読んでみてください。特に衒学者は是非。(随時更新) ・「サメの夏」→サメによる事故の報道が世論形成に面白い影響を与えた社会的事件。 鮫の夏 - Wikipedia ・「チャールズ・ジョーキン」→タイタニック号からの生還者。彼の生き残った理由と…

鑑賞記録ー漫画『亜人』

試しに読んだ漫画について、寡聞ながらに鑑賞記録をつけてみようと思う。 一回目は桜井画門先生の『亜人』(全17巻)である。ストーリーが展開する速度がとても早く退屈することなく2日で読み終えてしまった。 あらすじ まずはタイトルにもある「亜人」につ…

ひとりごと

自分の能力は、普段関わっている人の平均値だって言う。僕はどう考えても第一四分位数よりも低い。 惚れてもいない女に公衆トイレでフェラしてもらった。自己嫌悪とちょっぴりの愛情を精液と一緒に放出できた気がする。 久しぶりに柔軟運動をしたら以前より…

プロポ「自己責任」

言葉の解釈が他人と違うなと感じることが多々ある。「他力本願」ってそんなに悪いことなのか?これって元々鎌倉時代の仏教の考え方で、大衆に受け入れられたはずなのに、なんで悪いことのようになっているんだろう。自分の限界値を受け入れて、それを埋める…

読書記録3『読んでいない本について堂々と語る方法』

全く更新をしていないが、決して本を読んでいないわけではない。しかし、あまりにも読んでいない本が多すぎることによる後ろめたさが足を引っ張り、読んだ本について十分に語る自信がなかった。その本について語るためには、その本についての解像度を上げる…

読書記録2 伊藤整『文学入門』(&メンヘラ文化に対する考察)

前回書いた通り、大して理解もしていない書籍の読書記録を記してみる。 今回は講談社文芸文庫出版、伊藤整の『改訂文学入門』である。戦前の文学について学べる書籍の中では知名度・評価ともに群を抜いているのではないだろうか。 伊藤整はD・Hローレンス著…

けえかほおこく4「けえかほおこくの意義」

4ヶ月このブログを更新していなかった。しかしこのブログに書こうと思う話題は次々と湧き上がっていたのである。なぜ更新しなかったかというとまだ身につけていない知識・読んでいない本がある状態で自身の考えを吐露することに抵抗があったからである。 な…

読書記録1 「石の思ひ」

この頃自分の考えを どこかに著したい衝動がひどい。要は自分語りがしたいのだ。こんな考えも3日坊主で終わる気もしながら、読んだ本についてただ感想を述べていく試みをしてみる。 本日読んだのは坂口安吾の『石の思ひ』である。石とは中国古典の『紅楼夢』…

けえかほおこく3「近代最悪の発明」

サブカル系に通じていると必ずぶつかるものが、「しらけ」の時代である。60〜70年代、政治闘争の敗北により無を特徴とするイデオロギーが若者の中で自然と涵養されてきた。その結果、全体主義的思考を捨て、他者の存在を前提としない個人主義的な文化が生ま…

けえかほおこく2 「スキーマの奴隷」

現在私は大学のキャリアデザインという講義の期末レポートを作成している。いわゆる「意識高い系」を忌避していながらも友人から楽単だと教えられ履修を決めた次第である。このジャンルを嫌うのは私の持つスキーマによるものである。いわゆる「意識高い系」…

けえかほおこく1「拙劣な精神とアンビバレント」

独りであること、未熟であること、これが本ブログの原点である。 このブログは私が自慰的な告白を述べることで、インナーチャイルドを慰めようとするものだ。 さて、本ブログのタイトルの「躁」×「鬱」であるが、これは本ブログのテーマを表象徴する2つの単…